E. Behr 板東俘虜収容所 1917年 見返しノド割れ

 板東俘虜収容所は、第一次世界大戦に際し青島で捕虜となったドイツ兵を収容するため、現在の徳島県鳴門市に設立された。所長松江豊寿による人道的な処置により文化活動が推進され、ベートーベン第九の日本初演が行われたことでも知られている。
 絵本は三十数点発行された収容所刊行書のうちの一つ。表紙は布装、謄写版による多色印刷で、簡素であるが美しい絵本。

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